
「次のデートの誘いがないんです」
「何回か会ってるのに、私のことをどう思ってるのかハッキリ言ってくれないんです」
「いまだに敬語で全然距離を縮めてこないんです」
婚活中の女性から、こういう不満をよく聞きます。
男なんだから「リードしてよ」「ハッキリしてよ」ですよね。
よくわかりますが、厳しいことを言うと、女性も「自分の気持ちを伝えずに、男性だけに求めるのはズルい」ですよね。
例えば、デートの行き先や食べたいものを聞かれて「何でもいいですよ〜!」と答える女性。
素直で合わせ上手に見えますよね。
でも、そう答えている時の女性の顔を見ると、口元は一応笑っているけれど、
目の奥が全然笑っていなくて、どこか鋭い目つきで「さて、どんな提案をしてくるのかしら」と伺っている。
こわっ、です。
男性が自分から「次、ここに行きませんか?」「私のことどう思ってますか?」
と突っ込んだ質問をするのは、「断られたらどうしよう」「カッコ悪いと思われたら終わりだ」
というプレッシャーでひよって、なかなか言い出せない人も多いです。
傷つくのが怖くて自分を守ろうとしているんですよね。
それなのに、女性側が「私は何でもいいよ」と男性まかせにして、目の奥を冷たくさせていると、
男性は「もし俺が的外れな提案をしたり、気持ちを明かして重いと思われたら、
一方的に悪者にされて切り捨てられるな」と感じてしまいます。
だから男性は怯えて、どんどん奥手になり、関係を前進させる一歩を踏み込めなくなってしまいます。
女性は「リードしてくれない頼りない男」とバッサリ切りますが、実際は女性の
「私はノータッチだから、あなたが何とかして」という無言のプレッシャーが、
男性を臆病にさせていたりするんです。
「自分からは絶対に誘わない」
「自分から好意を見せたら、足元を見られそうで負けな気がする」
そうやって「自分が傷つくリスク」を負いたくない女性はどうなるかというと、
同じように「傷つくのが怖くて予防線を張りまくっている男」と引き合ってしまいます。
お互いにうわべだけ綺麗に繕った自分を崩さず、自分からは絶対に素を出さない。
・男側:「断られてプライドが傷つくのが怖いから、相手が確実に好意を見せるまで動かない」
・女側:「男から踏み込んでくるのが当然だから、自分からは絶対に好意を匂わせない」
こんな風にお互いがお相手頼みばかり考えて探り合っていて、関係が進むわけがありませんよね。
お互いに「傷ついたくない」という自分勝手な都合を抱えたまま、結局何も起きずに「
なんか盛り上がらなかった」「縁がなかった」と不完全燃焼でフェードアウトしていく。
これが、婚活が長引いている人たちの裏で起きている負のスパイラルです。
ではどうしたらよいかと言うと、男性にだけ「断られる」「格好悪いと思われる」
気持ちを出してもらっているうちは、相手の男性だって本気の気持ち
(=本気のプロポーズや、一生を背負う覚悟)を伝えてはくれません。
男に潔く気持ちを表現してほしいなら、女性からも、素直な気持ちを表現する必要があります。
そう言われても、「自分から告白なんてできない」「男を誘うなんてハードルが高い」
と思うかもしれません。
でも、大それたことをする必要は全然ないんです。
たとえば、こんなパス出しで十分です。
・「私、あそこのパスタ屋さんにずっと行ってみたいと思ってたんです!」
と行きたいお店のリンクを1つだけ送ってみる。
・「今度のお休みって何曜日ですか?」と日程だけ聞いてみる。
・「今日すごく楽しかったので、またすぐお会いしたいです」と別れぎわに一言だけ伝えてみる。
断られたらちょっと恥ずかしいかもしれない、重いと思われるかもしれない。
そんな「素直な気持ち」を出した瞬間、男性は初めて「あ、この人なら俺の不器用な気持ちを受け止め
てくれる」と安心します。
そして、男としての覚悟を決めて踏み込んできてくれるようになるんです。
一歩引いて冷ややかな目で相手の出方を伺うのを一度やめて、自分からも一歩、
素直な自分を出してみる。
男の人も、あなたの「お任せスタイル」や「査定するような空気」に怯えているだけの、
普通の人間です。
あなたが先にちょっとだけ素直になることで、彼も安心してあなたをリードできるようになります。
相手に踏み込んでほしいと求める前に、自分も一歩踏み出す勇気を持っているのか。一度考えてみてください。
「じゃあ自分の場合、どうやって彼に一歩踏み出せばいいの?」
「素直になるって、具体的に何から始めればいいの?」
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