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「理想の男性がいない」と嘆く前に

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第68回:~あなたの心のフィルターが、運命の出会いを拒絶している理由~

─ はじめに ─

「なんで、こんなに出会いがないんだろう。」

婚活を続けていると、ふとそう思う瞬間があります。

お見合いをしても、ピンとくる人がいない。

プロフィールを見ても、会いたいと思える人がいない。

せっかく会っても、「違うな」で終わってしまう。

「私の理想が高すぎるのかな。」

「もっと条件を下げれば、うまくいくのかな。」

「この年齢で理想を言っていたら、いつまでも決まらないのかな。」

そんな言葉を、自分に向けたことはありませんか。

でも、少し待ってください。

「理想の男性がいない」と感じているとき、本当に問題なのは「理想の高さ」なのでしょうか。

今日はその問いに、正面から向き合いたいと思います。

少し耳の痛い話もあるかもしれません。

でも、それはあなたを責めたいからではありません。

「理想の男性がいない」という悩みの本質に気づいたとき、

婚活は大きく変わります。

その変化を、あなたにも経験してほしいから書いています。

ぜひ最後まで、読んでみてください。

─ 第1章:よくある悩み──「会っても会っても、ピンとこない」 ─

婚活相談の場で、最もよく聞く悩みの一つが、これです。

「会っても会っても、ピンとくる人がいないんです。」

真剣に婚活に取り組んでいる。

お見合いの件数も、決して少なくない。

でも、なぜか「この人だ」と思える人に出会えない。

「条件はそれなりに満たしているんですよ。

でも、なんか違うんです。」

「悪い人じゃないんですけど、一緒にいてもときめかないんですよね。」

「プロフィールを見て会いたいと思っても、

実際に会うとがっかりしてしまって。」

こういう言葉を聞くとき、カウンセラーとしてまず感じることがあります。

それは、「この方は、真剣に婚活と向き合っているんだな」ということです。

いい加減に取り組んでいる人は、こんな言葉は出てきません。

真剣だからこそ、悩む。真剣だからこそ、

「ピンとこない」という感覚を大切にしている。

だから、まずはっきり言わせてください。

「ピンとくる人がいない」と感じているあなたは、悪くありません。

あなたが何か間違ったことをしているわけでも、

わがままなわけでも、ありません。

ただ、一つだけ。

その「ピンとこない」の正体を、一度丁寧に見てみましょう。

─ 第2章:共感──あなたが悪いわけじゃない ─

「理想が高すぎる」と言われたことはありませんか。

家族から。友人から。あるいは、カウンセラーや仲人から。

「もう少し条件を緩めてみては」

「この年齢でそれを求めるのは難しい」

——そんな言葉をかけられたことがある方も、

少なくないと思います。

その言葉を受け取ったとき、どう感じましたか。

「そうか、私が高望みをしているのか」と納得できましたか。

それとも、「でも、妥協して決めてしまっていいのかな」

という気持ちが残りましたか。

後者を感じた方、その感覚は正しいと思います。

結婚は、一生を共にする相手を選ぶことです。

「条件を下げれば決まる」という話ではありません。

自分が納得できない相手と結婚することは、

その後の人生に大きな影響を与えます。

「理想を下げて妥協する」という解決策は、

本質的な答えではありません。

では、本当の答えはどこにあるのか。

それは、「理想の中身を見直す」ことです。

下げるのではなく、見直す。

これは、まったく別のことです。

─ 第3章:でも実はズレているポイント──「理想」の中に何がありますか? ─

ここで一つ、正直な問いを投げかけさせてください。

あなたの「理想の男性像」を、具体的に思い浮かべてみてください。

どんな人ですか?

おそらく、こんな条件が出てくるのではないでしょうか。

年収は○○万円以上。

身長は○○cm以上。

学歴は○○以上。

見た目は清潔感があって、できれば○○タイプ。

仕事は安定していて、休日は一緒に過ごせる人

。趣味が合って、話が面白くて、優しくて、頼りがいがあって——。

これを読んで、「そうそう、これが私の理想」と感じた方。

少しだけ、立ち止まってみてください。

その「理想」は、本当に「一緒に生きていきたい人の条件」ですか?

それとも、「こういう人なら、周りに自慢できる」

「こういう人なら、幸せそうに見える」

「こういう人なら、失敗したと思われない」

という、外側からの目線で作られた条件ではありませんか?

婚活をしている多くの女性の「理想」の中には、

実は「他人の目線」が大量に混じっています。

これが、「理想の男性がいない」の正体の一つです。

─ 第4章:なぜそのズレが起きるのか ─

なぜ、「理想」の中に「他人の目線」が混じってしまうのでしょうか。

これには、いくつかの背景があります。

一つ目は、「結婚=正解を選ぶこと」という無意識の思い込みです。

学校のテストには正解があります。

就職活動にも、「いい会社」という外側からの評価軸があります。

そういった「正解を選ぶ」訓練を長年積んできた私たちは、

結婚においても「正解の相手」を探そうとしてしまいます。

でも結婚に、外側から見える「正解」はありません。

どれだけ条件がそろっていても、一緒にいて幸せでなければ意味がない。

どれだけ周りから「いい人そう」と言われても、

自分が心地よくいられなければ意味がない。

二つ目は、SNSや周囲の影響です。

インスタグラムやSNSには、幸せそうなカップルや夫婦の投稿が溢れています。

「こんな旦那さんがいます」「こんな生活をしています」

——そういった発信を日々目にしていると、知らず知らずのうちに

「こういう人と結婚しなければ」という基準ができあがっていきます。

三つ目は、過去の経験から来る「防衛」です。

過去に傷ついた経験がある方は、「次は絶対に失敗したくない」

という気持ちから、条件を積み重ねていく傾向があります。

「これさえ満たしていれば、失敗しない」

という盾として、条件リストを作っていく。

でも、条件リストは盾にはなりません。

なぜなら、幸せな結婚は、条件ではなく関係性から生まれるからです。

─ 第5章:放置するとどうなるか──「理想を持ち続けた先」のリアル ─

少し、厳しい話をします。

「他人の目線で作られた理想」を持ち続けたまま婚活を進めると、どうなるか。

まず、出会いの数が絞られていきます。

条件に合う人だけに会おうとすると、そもそも会える人数が減ります。

会える人数が減るということは、「この人かもしれない」

と感じる機会も減るということです。

次に、会えたとしても「評価モード」で相手を見てしまいます。

条件リストを頭に入れて会うと、デートが面接のようになります。

相手を「合格か不合格か」で判断しようとするから、

そこに「一緒にいて楽しい」という感情が入り込む余地がなくなります。

そして、最終的には「婚活疲弊」に向かっていきます。

「また違った」「また同じだった」「いつになれば出会えるんだろう」

——この繰り返しが積み重なると、

婚活そのものへの意欲が失われていきます。

そしてその間にも、時間は静かに過ぎていきます。

これは脅しではありません。

ただ、「理想の男性がいない」という悩みを放置することのリスクを、

正直にお伝えしたいのです。

─ 第6章:正しい視点──「理想」を「外側」から「内側」へ ─

では、どうすればいいのか。

答えはシンプルです。

「理想の基準を、外側から内側に変える」ことです。

「外側の理想」とは何か。年収、学歴、身長、職業、見た目

——これらはすべて、他人から見える情報です。

「この人と一緒にいると自分がどう見えるか」

という基準で選ばれた条件です。

「内側の理想」とは何か。

この人といると、自分らしくいられるか。

この人の前では、素で話せるか。

この人といると、安心できるか。

この人と一緒に、困難を乗り越えられそうか。

——これらはすべて、「一緒にいる自分がどう感じるか」という基準です。

外側の条件は、一緒に生きていく幸せを保証しません。

でも、内側の感覚は、一緒にいる時間の質を直接左右します。

「年収が高い人」と「この人といると安心できる人」

——どちらが、毎日の生活を豊かにしてくれるか。答えは明白です。

もちろん、最低限の条件は必要です。

生活の安定は、関係の土台になります。

でも「最低限」と「理想」は違います。

最低限を満たしていれば、残りは「内側の感覚」で選んでいい。

むしろ、そうすべきです。

第7章:「内側の理想」とは何か、具体的に考えてみる

「内側の基準で選ぶ」と言われても、

具体的にどういうことかイメージしにくい方もいるかもしれません。

ここで少し丁寧に整理してみます。

「内側の理想」とは、一言で言えば「この人といる自分が好きかどうか」です。

相手のスペックではなく、相手といるときの自分の状態を基準にするということです。

例えばこんな感じです。

この人の前では、変なことを言っても笑って受け取ってもらえる。

だから、自然体でいられる。

この人と話していると、気づいたら時間が経っている。

それくらい、話が途切れない。

この人といると、なんか安心する。

急に黙っても、気まずくならない。

この人は、私が失敗したときに責めるんじゃなくて、

一緒に考えてくれそうだと思える。

これらは、プロフィールには書いてありません。

年収欄にも、学歴欄にも、身長欄にも、出てこない情報です。

実際に会って、話して、一緒にいて、初めてわかることです。

つまり「内側の理想」は、会う前から判断できるものではありません。

会ってみて、話してみて、そのうえで感じるものです。

だからこそ、プロフィールだけを見て

「この人は違う」と判断するのは、実はとてももったいないことです。

内側の感覚は、会ってみないとわからない。

プロフィールで弾いてしまった相手の中に、

あなたが「自然でいられる人」がいたかもしれない。

まず会ってみることの大切さが、ここにあります。

第8章:ある女性の話──「理想を変えたら、景色が変わった」

少し、実際のお話をさせてください。

個人が特定されないよう、複数の事例を元に構成したケースです。

Eさん、39歳。大手企業勤務。

婚活歴2年半。

お見合い件数は30件を超えていましたが、

仮交際まで進んだのは数件で、真剣交際にはまだ至っていませんでした。

Eさんの理想は明確でした。

年収は700万円以上。

身長175cm以上。

学歴は四大卒以上。

見た目は清潔感があって、できれば自分より少し背が高い人。

仕事は安定していて、休日は一緒に出かけられる人。

条件としては、決して非常識ではありません。

でも、この条件を満たす人に会っても、Eさんは「なんか違う」と感じてしまうことがほとんどでした。

カウンセリングでEさんに話を聞いていくうちに、一つのことが見えてきました。

Eさんは「条件が合う人」に会うとき、無意識のうちに

「この人は本当に条件通りか」を確認することに集中していたのです。

年収は本当に申告通りか。

仕事は安定しているのか。

生活スタイルは合うか。

将来の設計は一致するか。

確認すること自体は悪くありません。

でも、確認に集中しているとき、Eさんの心は「今この人と話していること」

ではなく、「この人が条件を満たしているかどうか」に向いていました。

だからデートが終わるたびに残るのは、

「条件はクリアしていたけど、なんか違った」という感想だけでした。

カウンセラーから一つ提案をしました。

次のお見合いでは、条件の確認をいったん後回しにして、

「この人と話していて、自分はどう感じているか」だけを意識してみてください、と。

Eさんは半信半疑でしたが、試してみることにしました。

次のお見合いの相手は、年収がEさんの希望より少し低い方でした。

プロフィールだけを見ていたら、今までなら会わなかったかもしれない相手でした。

でも実際に会ってみると、話が面白かった。

自分の話を丁寧に聞いてくれた。

笑いのツボが似ていて、何度も一緒に笑った。

話しているうちに、気づいたら2時間が経っていた。

お見合いが終わったあと、Eさんははじめて

「また会いたい」という気持ちを、はっきりと感じました。

「条件が合うから」ではなく、「この人ともっと話したいから」という理由で。

Eさんはこう言っていました。

「今まで条件ばかり見ていて、目の前の人を見ていなかったんだと思います。」

第9章:「理想を下げる」と「理想を変える」は、まったく違う

ここで一つ、大切なことを整理させてください。

「内側の基準で選ぶ」という話をすると、

「結局、条件を下げるってことでしょ」と感じる方がいます。

でも、それは違います。

「理想を下げる」とは、自分が納得していないのに妥協して決めることです。

「この人でいいか」という消極的な選択です。

「理想を変える」とは、判断軸そのものを変えることです。

「外側の条件」から「内側の感覚」へ。

これは、妥協ではありません。

むしろ、より本質的な選択をするということです。

年収が高くても、一緒にいて窮屈な人がいます。

学歴が高くても、話していて疲れる人がいます。

身長が高くても、なんか居心地が悪い人がいます。

反対に、年収がそこまで高くなくても、一緒にいると自然に笑える人がいます。

プロフィールだけ見たら地味でも、話してみたら誰よりも聞き上手な人がいます。

どちらの人と、毎日の生活を送りたいですか。

答えは、考えるまでもないはずです。

「理想を変える」とは、「幸せな毎日を作れる人」を選ぶための、

視点の転換です。それは妥協でも、諦めでもありません。

第10章:具体的に何を変えればいいか

では、実際にどう変えればいいのか。明日から使えるヒントをお伝えします。

まず、お見合いの前に「確認したい条件リスト」を見直してみてください。

そのリストの中にある条件が、「外側の基準」

か「内側の基準」か、一つひとつ問い直してみる。

「この条件は、一緒にいる幸せに直結しているか。

それとも、他人から見たときの体裁に関わるものか。」

次に、お見合いやデートの場では「この人はどうか」

ではなく「この人といる自分はどうか」を意識してみてください。

評価するのではなく、感じること。笑えているか。

話しやすいか。リラックスできているか。

それを確認することに、意識を向けてみてください。

そして、プロフィールで「少し条件が足りない

」と思った相手でも、一度会ってみることをためらわないでください。

内側の感覚は、プロフィールには載っていません。

会ってみて初めてわかることが、婚活の場では非常に多い。

最後に、お見合いのあとの振り返りを変えてみてください。

「条件はどうだったか」ではなく、

「今日の自分はどう感じていたか」を基準に振り返る。

楽しかったか。また会いたいと思うか。

あの話の続きを聞きたいと思うか

。感情ベースで振り返ることで、「内側の基準」が少しずつ育っていきます。

第11章:あなたへの問いかけ

少しだけ、立ち止まって考えてみてください。

今の「理想の男性像」は、いつ、どこで作られたものですか。

その条件は、「一緒にいて幸せだと感じるための条件」ですか。

それとも、「周りに説明できる条件」

「失敗したと思われない条件」になっていませんか。

「ピンとこなかった」と感じて終わったお見合いの中に、

「話しやすかった」

「自然に笑えた」

「居心地がよかった」

という感覚はありませんでしたか。

「条件は合っていたのに、なんか違った」と感じた相手に対して、

「何が違ったのか」を言葉にできますか。

もし言葉にできないなら、それは本当に「違った」のではなく、

「ピンとくる感覚を待っていた」だけかもしれません。

あなたが本当に求めているのは、「プロフィールが完璧な人」ですか。

それとも、「一緒にいると、自分らしくいられる人」ですか。

その問いの答えが、あなたの婚活を変えていきます。

第12章・おわりに:「理想の男性がいない」から「出会えていなかっただけ」へ

「理想の男性がいない」と嘆く前に、

一つだけ考えてみてほしいことがあります。

それは、「その理想の作り方が、

出会いを遠ざけていなかったか」ということです。

外側の条件で絞り、会う前から判断し、

会っても評価モードで見る。

そのやり方では、どれだけ件数を重ねても、

「この人だ」という感覚は生まれにくい。

でも、視点を変えるだけで、今まで見えなかった人が見えてきます。

今まで「ピンとこなかった」相手の中に、

「もう少し話してみたかった人」がいたかもしれない。

Eさんがそうだったように、「条件より感覚」

に切り替えたとき、婚活の景色は変わります。

変えるのは、理想の高さではありません。

理想の中身です。

外側から内側へ。他人の目線から自分の感覚へ。

その転換が、あなたの婚活を動かす、最初の一歩になります。

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次回第69回:仮交際が終わる人はここで間違える いい感じだったのに』が崩れる本当の理由

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🎥 YouTubeでもお話ししています

文章とは 少し違う形で、 「逃げる男性」 の見極め方を 詳しく 解説しています。
「彼が 何を 考えているか 分からない」 という方は、 こちらも 必ず見てください。
(チャンネル名: しあわせコンパスサポーター♡ナオト)